アルバータ州、コロナワクチンを受けた人への新しい検疫規則を発表。
州の保健局長よれば、2回の予防接種を受けたアルバータ州民は、COVID-19濃厚接触後、症状が見られない場合14日間隔離する必要がなくなました。
「ワクチンは感染の可能性をすべて消し去るわけではありませんが、データは誰かが感染したとしてもワクチンが人の体内のウイルスの量を減らし感染のリスクをさらに減らすことを示しています。」とディーナ・ヒンショウ博士は言いました。
また、2回接種が必要なワクチンの一回目接種を終えた人は隔離時間を短縮できると発表。5月22日まではウイルスに感染との濃厚接触が確認されたとき人々は14日間隔離することが法的に義務付けられていましたが、ワクチンを1回接種者は、症状がない限り検疫期間は10日間に短縮されました。接触から7日目以降にPCR検査が陰性の人は検疫から解放されますが、陽性の人は通常どおり隔離する必要があります。
木曜日にアルバータ州で812件の新しいCOVID-19症例が報告され、4人が新たに死亡しました。パンデミックが1年以上前に始まって以来、州では合計2,162人がウイルスで亡くなりました。ヒンショウ氏によると病院には665人がおり、そのうち177人が集中治療室にいるという。
コロナウィルスの死亡率は2%。死亡率はそれほど高くないと感じるかもしれません。しかし、通常のインフルは死亡率が0.02%です。コロナウィルスにかかった場合の死亡率は通常インフルの100倍とのことです。
集団免疫には国民全体の60%が免疫を獲得する必要があるとされています。
ワクチン接種なしでカナダ国内の集団免疫を獲得しようとする場合、カナダの人口3759万のうち45万人のカナダ人が死亡する計算になります。
カナダではワクチン接種による経済正常化を目指し、ワクチン接種を呼びかけています。