カナダのインフレ率、30年ぶりの最高値へ
カナダ統計局は水曜日に、カナダのインフレ率は先月5.7%に達し、インフレ率が1991年8月以来最高だったと報告しました。
食料品店で購入する食品は、過去1年間で7.4%高くなりました。これは、2009年以来の食料品価上昇の最速のペースです。
ウクライナで進行中の紛争が両国の小麦の収穫が問題になっているため、パンの価格は現在、厳しく監視されています。ロシアとウクライナは合わせて、世界の小麦供給量のほぼ30パーセントを占めています。
カナダは主要な小麦供給国であり作物は戦争の影響を受けていませんが、昨年の大草原全体の干ばつ状況により、カナダの小麦の収穫量は通常よりも減少し、ウクライナ紛争前でさえ食品価格が上昇しました。
そして、上昇しているのは小麦だけではありません。酵母から酢、さらには段ボール箱やバッグなどの梱包材まで、すべてのコストが2桁%上昇しています。