カナナスキスカントリーのユーザーパス、1,000万ドル弱の売上
カナナスキスカントリーのユーザーパスにより、これまでに1,000万ドル弱の売上がありました。6月1日に導入された、いわゆるカナナスキス保護パスは、2020年の記録的な訪問で保護地域の資源と野生生物が大きなストレスを受けた事により、保護活動、レスキュー、インフラストラクチャなどの費用捻出が目的で発行されました。
現在、キャンプ場は群衆で埋め尽くされ、野生生物を見るため車が混雑し、ハイキングトレイルはかつてないほど混雑し、人気のある目的地の駐車場が定員に達すると車が高速道路の路肩に溢れかえります。
「過去2年間でカナナスキスカントリーへの訪問は32%増加しました」と、AEPのスポークスマンであるTimKulakは述べています。
「今年のこれまでのところカナナスキスカントリーには300万人以上の訪問者があり2020年には500万人以上が訪問しています。」
AEPは、K-CountryとBow Valleyの州立公園と公有地に駐車する車両に必要な250,000のカナナスキス保護パスが発行され、約990万ドルの収益を生み出したと報告しています。1日パスは1台あたり15ドル、または2台の車両を同じパスで登録できる年間パスは90ドルです。カナナスキス保護パスが導入されたとき、アルバータ州政府は、初年度に1,500万ドルの収益を生み出すと予測しました。
2020年と比較して今年のK-Countryへの訪問者は減少しました。パスの導入に加え、2020年の気象条件は2021年よりも良好で、2021年は夏の大部分が記録的な猛暑と山火事による煙が原因と考えられています。
2013年以来、州はカナナスキスカントリーで1億6000万ドル以上を費やしています。その内訳はウィリアム・ワトソン・ロッジのアップグレードに900万ドル、州で最も人気のあるトレイルの1つであるハリントレイルの修理に88万ドル、2013年の洪水でほとんどのフェアウェイとグリーンが損傷または破壊された後のカナナスキスカントリーゴルフコースの損傷を修復するために1600万ドルなどに使用されています。
隣接するバンフ国立公園では、夏の訪問者数は昨年の6月、7月、8月の同時期よりわずかに増加し、2019年の最後のパンデミック前の夏のシーズンよりわずかに減少しています。