バンフ国立公園でクーガーによる負傷事件発生、閉鎖エリアと安全対策を公開
バンフ国立公園にて、2月12日の月曜日にクーガーによる攻撃事件が発生し、一人が負傷しましたが、幸いにも生命に別状はありませんでした。
パークスカナダおよびコヴェナントヘルスの代表者によると、バンフの救急医療サービスが現場に急行し、被害者に対応しました。
この攻撃を受け、キャッスルマウンテン展望台やシルバートン滝、ロックバウンド湖周辺のエリアは、同日午後5時に閉鎖されました。パークスカナダは、これらのエリアへの立ち入りを避け、作業中の職員の安全を確保するための閉鎖を尊重するよう訪問者に呼びかけています。
クーガーは年間を通じてこの地域に生息していますが、12月から3月にかけては、エルクや鹿が人里に近い安全な場所を求めるため、特に活動が活発になります。
バンフ、ヨーホー、クートニーの国立公園を含むカナナスキスカントリー地域では、クーガーに出会う可能性があります。
2001年には、バンフ国立公園でクロスカントリースキーをしていた女性がクーガーに襲われ死亡する事件がありました。その後、野生動物管理官がクーガーを発見し、即座に射殺しました。
クーガーの目撃情報は頻繁にありますが、人への攻撃は非常に稀です。パークスカナダは、危険な接近があった場合にはクーガーを捕獲することがあります。
人々には、ベアスプレーを携帯し、グループで行動し、トレイル上で騒音を立て、ペットをリードにつなぐよう推奨されています。クーガーに遭遇した場合には、近づかず、大きく見せる動作を取り、クーガーを威嚇することが勧められています。
クーガーの目撃や食物の場所は、州立地ではカナナスキス緊急サービス(403-591-7755)、バンフ国立公園では(403-762-1470)に報告するように求められています。