ロッキーはもう冬に突入?そんな事ありません!「インディアン・サマー」のお話

現在この記事を書いている現在の気温は8度。バンフは大雪が降り、アルバータの南の街では一晩で60センチも雪が積もった場所があります。
カナディアンロッキーはこのまま冬に突入してしまうのでしょうか?おそらくそんな事はないと思います。
毎年10月か11月に20度近くまで気温が上昇する小春日和が続くことがあります。
そうした天候を英語ではインディアンサマー(Indian summer)と呼んでいます。

「インディアンサマー」という表現は、北アメリカ東部のニューイングランド地方で最も頻繁に使用されるようですが、現在ではカナダで誰にでも通じる言葉です。

インディアンサマーという表現の使用は18世紀、なぜインディアンサマーと呼ばれるのか諸説あるようですよ。

  • アメリカインディアンが冬に向けて狩りをして収穫物を貯蔵するため、小春日夜に夏の間のように働くということから、インディアンサマーと呼ばれたという説。
  • インディアンの住んでいた地域に特にこのような天候が多く見られたからだという説。
  • 18世紀後半植民地をめぐる争いがあったころの北アメリカで、入植者に奪われた土地をインディアンが奪還しようとして襲撃が多くなった時期から由来しているという説。
  • ヨーロッパからの移住者たちがインディアンと取引をした際に本国の物と違う物をつかまされたという経験からインディアンを偽物という意味で捉えるようになり、寒くなってから暖かい日は長く続かないことから「偽物の夏」という意味でインディアンサマーが使われたという説。
  • インディアンの伝説で神様が冬の前にキセルでタバコを吸い、その煙が暖かな一日を生み出すという説。

うーんいろいろな説があるんですね。とにかく共通しているのは「インディアン」という言葉で分かる通り、先住民のエピソードが基になっているのは確かなようです。
秋にロッキーを訪れる方はこのインディアンサマーに当たればラッキーですね!降雪が根雪になるのは11月の第一週辺り、冬前のロッキーを満喫しましょう。