【悲報】バンフとレイクルイーズホテルの空室率もどらず
パンデミック以前と以後を比べるとバンフ国立公園への訪問者数は夏の間増加しましたがバンフとレイクルイーズのホテルはパンデミック前の客室占有率が90%だったに対して2021年は6月27%、7月53%、8月63%と落ち込んだままです。Destination Canadaによる春の調査では、観光客の2019年レベルへの回復は2026年まで世界的なCOVID-19危機から完全に立ち直らないかもしれないことを示唆しています。
バンフ・アンド・レイクルイーズ・ホスピタリ・ティアソシエーション(BLLHA)のエグゼクティブディレクターであるダレン・リーダーは、次のように述べています。バンフに関する9月の業界統計はまだ発表されていませんが、初期は昨年のホテルの占有率に比べていくらかの改善を示していますが訪問者の支出がパンデミック前の数値よりもはるかに低いことに疑問の余地はないと述べました。
「占有率がいくらか改善されたとしても、これは必ずしも収益につながるわけではありません。パンデミック前のレベルと比較すると、旅行会社の集客は依然として著しく低く、回復の面ではまだ長い道のりです。」
リーダー氏によると、バンフへの観光者はアルバータ州と近隣地域の訪問者に完全依存していますが、海外からの1人の訪問者から得る利益を獲得するには約8人のアルバータ州の訪問者が必要です。8月9日にワクチン接種を受けたアメリカ人に国境が開かれたにもかかわらず、バンフとレイクルイーズを訪れた人は残念ながら予想ほど多くはありませんでした。