アルバータ12歳以上、全員接種可能へ
カナダ・アルバータ州は水曜日の朝、COVID-19ワクチン展開プログラムのフェーズ3に移行すると発表しました。
フェーズ3では、12歳以上のすべての人が、ワクチンの初回投与を受ける予約をする資格が与えられます。この拡大により、380万人の州民が予防接種を受けることができます。
混雑を回避するために、接種は2段階で行われます。
- 5月6日以降、30歳以上(1991年以前に生まれた)全てのアルバータ州民。
- 5月10日以降、12〜29歳(2009年から1992年の間に生まれた)全てののアルバータ州民
5月3日の時点で、アルバータ州では1,668,455回の接種が行われ、アルバータ州住民の303,509人が2回目のワクチンを接種を受けたと見なされています。
コロナウィルスの死亡率は2%。死亡率はそれほど高くないと感じるかもしれません。しかし通常のインフルは死亡率が0.02%です。コロナウィルスにかかった場合の死亡率は通常インフルの100倍とのことです。
集団免疫には国民全体の60%が免疫を獲得する必要があるとされています。
ワクチン接種なしでカナダ国内の集団免疫を獲得しようとする場合、カナダの人口3759万のうち45万人のカナダ人が死亡する計算になります。
現在のアメリカの累計死者数は約57万8千人、人口は3.282億人です。