カナダグース、中古販売に本腰
カナダグースが「セカンドハンド・リセール・プログラム」を発表しました。このプログラムにより、持続可能なファッションを奨励し、消費者が不要なアウターウェアをリサイクル・販売できるようになります。
このプログラムでは、カナダグースのジャケットをオンライン・プラットフォームを通じて売却したい消費者が、中古品のアウターウェアを提出できます。提出されたアイテムは、カナダグースの専門家によって評価され、その後リセール価格が決定されます。
カナダグースによれば、過去に同社のジャケットを購入した顧客が増えるにつれ、セカンドハンド市場も拡大しているとのことです。このプログラムにより、ブランドの製品が廃棄物になることを防ぎ、長期的なサステナビリティに貢献することが期待されています。
同社のCEO、ダニエル・リー氏は、「セカンドハンド・リセール・プログラム」を通じて、カナダグースの製品がより多くの消費者に長く愛用されることを望んでいると述べています。また、中古品市場の成長によって、環境への影響を減らすことも目指しています。
このプログラムは、2023年にカナダ、アメリカ、およびヨーロッパの一部の国で開始される予定です。さらに、カナダグースは既に他の持続可能な取り組みを進めており、自然環境と地域コミュニティに対する責任を果たしています。
カナダグースの「セカンドハンド・リセール・プログラム」は、ファッション業界における持続可能な取り組みの一環として、多くの消費者に支持されることが期待されています。