カナダ首都オタワ、緊急事態宣言発令
市内で2週間にわたって行われたデモにより、2月6日日曜日、カナダ首都オタワのジム・ワトソン市長は非常事態を公式に宣言しました。
「非常事態宣言は、進行中のデモによってもたらされる住民の安全とセキュリティに対する深刻な危険と脅威を反映しており、他の管轄区域と政府のレベルからの支援の必要性を強調しています。」と市からプレスリリースが出されました。
「また、住民に不可欠なサービスとビジネスを継続できるように、市政内で救急医療などの必要不可欠のサービスを提供する最前線の労働者が必要とする資材などを調達するプロセスを確保します。と声明を出しました。
この緊急事態宣言は、オタワ警察が、ヘイト・ラインホット・ラインだけで200件以上の苦情や不安に関する電話やその対応が明らかになった事が原因で発表されました。
警察はまた、デモ参加者に「物質的な支援」を持ち込もうとしていることが判明した人は誰でも逮捕される可能性があることをツイッタを使用して示唆しました。
抗議行動は、カナダのトラック同盟、ジャスティントルドー首相、および他の多くの指導者によって非難されています。一方、ドナルド・トランプと米国上院議員のテッド・クルーズは支持を表明しています。
現在、オタワに住む人々は何週間もの間、交通を妨害するデモ隊に囲まれています。