カナナスキス・カントリーでスキーヤーが雪崩に巻き込まれるも無傷で生還、専門家からの警告に注目
カナナスキス・カントリーのテント・リッジでスキーを楽しんでいた2人のスキーヤーの内1人が雪崩に巻き込まれ、首まで雪に埋もれましたが、怪我はなく、スキー用具のみを失いました。
この雪崩は、スキーヤーが斜面を下っている際に発生し、様々な深さの雪と2月から3月にかけて形成された雪の層が関与していました。
山岳救助専門家のジェレミー・マッケンジー氏は、スキーヤーが無事だったことは幸運であったとしつつ、このような雪崩のリスクがある地形でのスキーは極めて危険であると警告しています。
アバランチ・カナダは、高山帯と樹林帯で中程度、樹林限界以下で低い雪崩リスクを示していますが、最近の降雪と気温の上昇がリスクを高めていることを指摘しています。また、この冬にはカナナスキス・カントリーで2件の致命的な雪崩事故が報告されており、スキーヤーに対しては慎重な判断と安全装備の携帯が強く勧められています。