バンフのB&B事情は2極化!
エアーB&Bの登場で日本でも一気に一般的になった「B&B」
B&Bはベッド・アンド・ブレックファストの略です。部屋の余った民家がその部屋を朝食のサービスと共に貸し出すというのがその始まりです。
バンフは規制が厳しく、家を買えば誰でも民泊事業を始めることが出来るわけではありません。常に30前後の家屋にB&Bの営業資格が与えられます。
バンフだけに限らず、B&Bは現在2極化している傾向にあります。
- まずは、とにかく安い!B&Bと名前は付いていますが朝食のサービスはなし、ベッドなどの調度品はホテルに使うようなプロ仕様ではなくて本当にカナダの家庭で使用されているものです。
民家の開いてる部屋を利用するのでトイレ・バスが他の部屋と共同になる事もあります。部屋の場所もベースメントと呼ばれる窓の小さい半地下が多いです。
旅をとにかく安く!カナダの普通の生活風景を見てみたいという方にはぜひお勧めです。 - 一方、完全高級路線のB&Bが存在します。調度品はこだわりのアンティーク。ベッドカバーには手作りのキルトが使用されていたり、おしゃれな絵やオブジェで飾られ山岳リゾートを存分に味わえる作りになっているところが多いです。
裏庭にはオシャレなガーデニングが施され、ジャグジーが用意されているところもあります。
どの部屋も同じような大きなホテルに比べてオーナーの個性やホスピタリティーのこだわりを感じる事ができ、旅行前の宿を選ぶ瞬間から旅の楽しみが味わえる事でしょう。
各、B&Bは本当に個性がありますので旅の目的に合わせてお楽しみください。