カナダ住宅価格、4月に減速も平均価格は記録的なペースで上昇中
カナダの住宅価格は、平均販売価格がパンデミックの初期に底打ちした安値からほぼ半分に上昇しているにもかかわらず、4月に冷え込む小さな兆候を示しました。
カナダ不動産協会は月曜日、4月に販売された住宅の数が前月のレベルと比較して12.5パーセント減少したと発表。
Canadian Realtorsを代表するグループは、オンタリオ州とブリティッシュコロンビア州のほぼすべての地域を含む、全国のすべての市場の85％で4月の住宅販売売上が減少したと述べています。
TD銀行のエコノミスト、リシ・ソンディ氏によると「市場がまだ上昇の勢いを持っているかどうか、または活動が実際に冷え込んでいるかどうかを評価するには、より多くの月の情報が必要です。下半期の売上高は減少傾向にあると予想しています。金利とより厳しい規制が影響している。また、価格上昇はいくらか落ち着くでしょう。」と述べた。
カナダの住宅ローン会社の住宅ローンブローカー、サマンサ・ブルックス氏は、借り手になる可能性のある人たちが単に諦めたため、売り上げは過去最高を記録した水準から落ち込んでいると語った。
4月に住宅販売の数が減速している間も、価格の上昇はまだ目を見張るものがあります。4月に販売されたカナダの住宅の平均価格は696,000ドルで、前年の水準から41.9パーセント上昇しました。
モントリオール銀行のエコノミスト、ロバート・カヴィッチ氏は、4月の数字は依然として活況を呈している住宅市場を示していると述べています。「記録的な水準から下がったとしても、需要は非常に強い」と彼は語りました。
