バンフ来場者数は同じでも観光関連会社は苦戦

 バンフのメインストリートではレストランのパティオが満席、週末にはハイキングトレイルの駐車場がいっぱい!バンフの観光業は順調に進んでいるように見えるかもしれません。しかしながら、アルバータ州が7月1日にほぼ全てのCOVID-19制限を撤廃する予定であるにもかかわらず、地元企業とバンフ国立公園の観光局は海外から観光客からの収益を大幅に逃していると感じています。

 2021年前半の国立公園への訪問者は110万人で、同時期の2019年の120万人をわずかに下回っていますが、訪問者数はそれほどバンフの観光業に影響してません。バンフレイクルイーズツーリズムは、2019年の訪問者の多くは海外からのビジターでした。現在の国立公園へのカナダの訪問者は海外からのビジターに比べて消費が少ない事が分かっています。

「アルバータの住民は、自分達の力で国立公園を楽しむことに自信を持っているので、解説ガイドやバスツアーのようなサポートを求めていません」と観光局の社長兼最高経営責任者であるレスリー・ブルースは述べています。

 ブルース氏によると、公園内を訪問者を案内するツアーオペレーターは、eバイクやマウンテンバイクなどの新しいガイド付きアクティビティでカナダの消費者にアピールしようとしたにもかかわらず、試みはうまく行きませんでした。また、海外からのゲストはホテルに5泊以上することがありますが、アルバータ州から来るゲストはそれほど多くにホテルを利用しませんと述べています。

 一方、レストランは楽観的な観測ができているようです。アルバータ州の迅速な再開計画では、週末までに定員に制限なく営業できるようになっています。

 Block Kitchen andBarとShokuIzakayaのシェフ兼マネージングパートナーであるStephanePrevost氏は、昨年の夏は状況が良くなっていると感じたと語っています。2020年は40%減でしたが、現在は本当に前進しているという感覚がありますと述べています。

 バンフレイクルイーズツーリズムによると、規制期間はバンフに多大な影響を及ぼしており、経済の約90%が直接的または間接的に観光に関連しています。多くの観光業の仕事はパンデミックの開始と同時に消滅し、外国人労働者と多くのカナダ人労働者を解雇せざる得ませんでした。

 パンデミックの初期のある時点で失業率は85%に急上昇し、ホテルの空室率は2020年の初めにゼロ%になってから15%に上昇しました。

 しかしながら、ブルース氏によると、海外旅行への大きな影響にもかかわらず、過去1年半の間に実際に閉鎖した企業はほとんどなく、閉鎖することを正式に理事会に伝えたのは約4企業だけでした。

バンフ、がんば!