新型コロナでアルコール害が増加傾向

 カルガリー大学の研究によると、COVID-19パンデミックの第一波の間にアルバータ州でアルコール関連肝疾患の入院率がほぼ2倍になり、入院した患者が若年化していることが発表されました。

 この研究では、2020年3月から2020年9月の間に入院したすべての成人アルバータベースの患者のデータを、2018年3月から2020年2月の間に入院したデータと比較しました。

 アルバータ州のアルコール性肝炎の入院は、2020年3月から9月にかけて、10,000人あたり11.6人から22.1人に急増したことがわかりました。この状態は大量の飲酒によって引き起こされ、末期の肝疾患、肝移植、または死亡につながる可能性があると大学は述べています。この研究では、入院した患者の平均年齢は、以前の平均年齢48歳ではなく、平均43歳であることがわかりました。

 調査を主導したカミング医学部の助教授であるアブデル・アジズ・シャヒーン博士が、パンデミックの際に食料品店よりも酒屋のラインナップが長いことに気づいたときに、調査すべきだと感じたとの事です。 

 35〜54歳のカナダ人を対象とした調査では、パンデミックの最初の数か月間にアルコール消費量が増加したと4分の1近くが述べています。日常生活の欠如、退屈、ストレスが飲酒の増加の理由でした。カルガリー大学の研究は国際肝臓会議で発表され、英国、フランス、米国の医師は同様の傾向を特定したと述べました。

 Shaheen氏は、パンデミックによる制限により、患者が病院に行くことをより消極的にすることを恐れていると述べました。つまり、この問題はさらに深刻になる可能性があります。

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