ガソリン価格更に高騰か?

 アナリストは、世界経済がパンデミックの低迷から回復し始めているため石油価格が7年ぶりの高値に達すると予想しています。

 ウィニペグでは、燃料価格が一晩で10セント上昇して1リットルあたり1.429セントになり、これは13年近く見られなかった価格上昇です。トロントでも木曜日までに1リットルあたり1.44セントの高値を迎えると予想されており、ガソリンの価格は、世界的な需要の増加と石油の供給不足のおかげで、感謝祭ウィークエンドに全国でさらに1〜2セント上昇すると予想されています。また、旅行需要の回復によりジェット燃料の需要は64%増加しており、この価格上昇もガソリン価格を押し上げると予想されています。

 冬が近づくにつれてカナダに住む人々に影響を与えるのはガソリンだけではありません。ハリケーンIdaにより8月下旬に米国の石油と天然ガスの生産のかなりの部分が停止しガス価格も上昇しています。世界的なエネルギー危機により、天然ガスの価格も高騰しています。

 中国では石炭不足のためにエネルギー消費を抑制しており、ヨーロッパでは天然ガスが不足しているため、天然ガスの価格は世界で数年で最高レベルにまで上昇しています。

 2021年の原油価格は63%近く上昇していますが、天然ガスは2.5倍高くなっています。火曜日、OPECとその同盟国が、11月に1日あたり40万バレルの生産をわずかに増やすことを選択した後、石油価格の上昇は続いています。

 通常、旅行需要などの減少により、ガソリン価格は秋から冬にかけて下落します。しかし、世界経済が回復し続けるにつれてエネルギー需要が高まり冬期もガソリン価格の下落はなさそうです。