【悲報】ロッキーの氷河これまでにない速度で溶ける

 バンフ国立公園のサスカチュワン氷河は今年、これまでにない速度で溶けました。氷河学者のブライアン・メノウノスを含む研究者のチームは飛行機から発せられるレーザー高度計を使用して氷河の変化を測定しました。

 研究者たちは、少なくとも2017年以来、年に2回、コロンビア氷原の先端にあるサスカチュワン氷河など、カナダのロッキー山脈にある他の何百もの氷河を調査しています。特にバンフ国立公園のペイト氷河とヨーホー国立公園のヨーホー氷河は、今年前例のない氷河消失をしました。

 ノース・ブリティッシュコロンビア大学とカナダの氷河変化研究委員長の地球科学教授であるメノウノス氏は「氷河の最も低い場所では氷河が最大10メートルも失われました」述べました。

 氷河の健康状態、つまり氷河の供給量のバランスを定量化するために、研究者たちは冬に積もった雪と夏に溶けた雪と氷の差を測定します。https://d3ecb25aff22f0da2d0b4865b86b6ae2.safeframe.googlesyndication.com/safeframe/1-0-38/html/container.html

「氷河は積雪量と夏に溶ける氷の量のバランスで大きさが決まります。銀行口座と同じように、実際にお金を預けたり、引き出したりするような感じです。」とメノウノスは言いました。「残念ながら過去数年間ほとんどの年、氷の預金口座は純損失でした。」

 バンフは6日間連続で過去最高気温を更新し、摂氏37.8度に急上昇。6月29日には過去最高気温を記録しました。これは、1937年の33.9 Cと、1941年7月17日の34.4Cの最高気温を上回る記録です。

 山岳地帯では、標高が100メートル上がるごとに気温が約1℃下がります。さらに、6月は通常、一年で最も雨の多い月ですが、今年は例年よりもはるかに乾燥しており、その月の平均62 mmに対して、今年は24mmの降雨量を記録しました。