アメリカ・カナダ国境を塞ぐデモ隊撤去
RCMPは、アルタのクーツにあるカナダと米国の国境の近くで、車両の大規模な封鎖（その多くはセミトラックやトレーラー）の撤去を開始しました。しかし火曜日に、一部の抗議者は去ることを拒否し、二次封鎖が国境のさらに北に設置されました。
カッツの国境は、パンデミックの健康対策に対する全国的な抗議を支持するために大勢の人と車が到着した土曜日以来、事実上閉鎖されています。
アルバータRCMPによると「平和的な集会として始まった抗議活動は、すぐに違法な封鎖に変わりました。アルバータRCMPは強制執行を行う立場にありますが、平和で安全な解決策を見つけるためにカッツ国境にて抗議者と協力してきました。私たちは解決への道があると思いましたが、抗議者たちは結局法に従わないことを選びました。」と述べた。
「（火曜日）朝の時点で、この封鎖は緊急機関が地域住民に完全なサービスを提供する能力を妨げ続けているため、アルバータRCMPによってさらなる措置が取られています。また、商品やサービスなどの流通を妨げ悪影響を及ぼしています。」
高速道路は不可欠なインフラと見なされているため、「アルバータ州のインフラ防衛法により、重要なインフラを中断、または妨害することは違法です。」と警察は付け加えた。
「高速道路を封鎖している人、または高速道路を封鎖するように支援、助言、または指示している人は、この法律に基づいて逮捕および起訴される可能性があります。
「この封鎖に参加している人は、カナダ刑法、交通安全法、高速道路の使用、およびこの場所と地域の道路での道路規制の規則の違反の執行の可能性もあります。」
徒歩でRCMPの警官が国境付近を移動し始めると、一部の車両が出て行くのが見られましたが、乗用車と農用車両のように見えるものが到着し始め、二次封鎖を引き起こしました。
RCMPのCピーターズ氏は火曜日遅くに、3台の車両が残っていることを確認しましたが、2番目のグループが北行きの高速道路を南に運転してRCMPによって建てられたバリケードを破ったことを確認しました。最終的に、1台の車両の衝突があり、2人の抗議者の間で暴行が起こった。」と述べました。逮捕は行われませんでした。
抗議者のグループは、脅迫的な振る舞いをしなかったものの、クーツ市長のジム・ウィレットの家に行き写真を撮り始め、窓などを通して彼らに手を振った。市長の家の外での抗議者の行動は脅迫的ではなかったが、ピーターズは彼らの行動は不適切であると述べた。
「これは非常に非カナダ的なアプローチです。」と彼は付け加えました。
RCMPなどの法執行機関が重要な経済インフラを損なう抗議者を罰することを可能にするために2020年に作成された重要インフラ防衛法によれば、罰金最高25,000ドルの罰金に加えて、個人の場合は最高6か月の懲役、企業の場合は最高200,000ドルの罰金が科せられます。
