カナディアンロッキーのリゾートタウン、強烈な人材不足
バンフ・キャンモアは人材不足に悩まされています。
バンフとキャンモアで運営されているジョブリソースセンターのDufresne氏によると、2020年3月以前は、ジョブセンターに50〜100人が訪れていました。しかし、現在10人程度に留まっています。
バンフやキャンモアのホテル、小売店、レストラン、観光、スキーリゾートなどの観光業は外国人労働者に大きく依存しており、パンデミック前には労働力のほぼ半分が外国人労働者でした。
「私たちがここバンフとキャンモアで一般的なスタッフ不足と呼んでいたもの…今はもう不足ではなく、スタッフ干ばつです。」と彼は言いました。
Dufresne氏は、学生が4月末頃に大学を卒業すると、ジョブセンターの訪問者が増える事を期待しています。
「5月には求職者が到着するでしょう。しかし、私たちが以前受けていたようには、今現在求人の問い合わせが来ていないということです。」
外国人労働者不足は、部分的にイミグレーションのビザ処理遅延よって引き起こされる可能性があると言いました。
バンフアンドレイクルイーズホスピタリティアソシエーションの会長でリムロックリゾートホテルのマネージャーであるトレヴァーロング氏は、外国人労働者が雇用主に選ばれてから国に到着するまでに12〜18か月かかる可能性があると述べています。
「このプロセスを早める必要がある」と彼は述べた。
バンフでは手頃な価格の住宅建設がいくつか進行中ですが、アコモ不足は人員不足の重要な要素であるため、さらに多くのプロジェクトが必要です。
彼はまた、補助金付き住宅、補助金付きまたは無料の食事、スキーパス、地元の公共交通機関への無料アクセス、長期雇用のためのインセンティブなどが労働者を引き戻す可能性があると述べました。
「私たちは必死になってすぐに労働力を補充しなければなりません。パンデミックから抜け出し景気回復の時期です。しかし、スタッフがいなければ、回復するのに苦労するでしょう。」
