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カナダの賃貸住宅市場、空前の低空室率!家賃高騰の背景に何が?

カナダの賃貸住宅市場における空室率が歴史的低水準に達し、借り手にとってますます住宅を見つけることが困難な状況となっています。かつてジョージ・マイケルやリック・アストリー(80年代)が音楽チャートを席巻していた時代以来、このように賃貸住宅が手に入りにくくなったことはありませんでした。

カナダ住宅金融公社(CMHC)による最新の報告によると、カナダの主要都市市場の多くで、2年連続で賃貸需要が供給を上回っていることが明らかになりました。これは、目的別に建設された賃貸アパートメントの利用可能数の減少と、主要賃貸市場における住宅の手頃な価格性の低下を引き起こしています。

「2023年、国内のコミュニティで賃貸需要が供給を上回り続け、賃貸住宅を手頃な価格で見つけることが非常に困難になっています」と、CMHCの副チーフエコノミスト、ケビン・ヒューズ氏は述べています。さらに、現在の賃貸供給レベルが大きく不足しており、供給の増加が急務であるとの見解を示しています。

国家レベルでの目的別賃貸アパートメントの空室率は、1.5%と、CMHCが国家空室率の記録を開始した1988年以来、最も低いレベルになっています。また、2ベッドルームの目的別賃貸アパートメントの平均家賃成長率は、前年の12ヶ月間で5.6%から8%へと急激に上昇しました。これは、インフレ率4.7%と賃金成長率5%を上回るもので、1990年から2022年の平均2.8%と比較しても高い伸びとなっています。

特にカルガリーとトロントは、カナダ最大の6つの都市市場の中で、2023年に2番目に低い空室率を記録しました。アルバータ州最大の都市であるカルガリーは、州間移動および国際移動の高いレベルの影響を受けています。

今後、経済の減速、非永住者の数の減少、および利子率の低下に伴う住宅購入活動の改善が予想される中、賃貸市場は供給不足の状態が続くものの、今年はややバランスが取れる見込みです。しかし、賃貸住宅を探す人々にとっては、依然として厳しい市場環境が続くことが予想されます。

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