カナディアンロッキーを代表するハーブ「ジュニパー」とは？
カナディアンロッキーの厳しい自然の中で数多くの植物が生息しています。
その中にはハーブとして使われるもの多く存在します。その代表格が「ジュニパー」です。
ジュニパーって何？
カナディアンロッキーで地を這うように生息している針葉樹です。カルガリー周辺のプレイリーにも多く生息しています。多数の種類があり、アメリカでは１０メートルを越えるものもあります。
ジュニパーの枝につく実をジュニパーベリーと呼びます。独特の香りを持ち、緑、青、黒と変化します。
ジュニパーの効果や効能
ジュニパーには沢山の効用があります。利尿作用や発汗作用、消化促進、胃もたれ防止、食欲増進、腹部膨満感の解消など良い事ずくめ。
またアロマセラピなどにもよく使われます。ジュニパーの香りの元となっているのはα-ピネンなどのモノテルペン炭化水素類。森林浴をするのと同じ効果を与えてくれます。ジュニパーの香りには気分をリフレッシュしたり、精神的な疲れやストレスを癒したり、意欲をかきたてたりする働きがあります。
料理への使用も簡単です。使い方は簡単で、スプーンや包丁の腹でつぶしたジュニパーを加えるだけ。肉料理ならハムやベーコンを作るときや、レバーなどのクセのある材料を使うときにもちいるといいでしょう。魚料理なら、マリネ液などに加えるのがおすすめです。ジュニパー・レシピなどで検索してみましょう。
ジンの香りつけに使われます
ジュニパーベリーの最も有名な使われ方はお酒の「ジン」」でしょう。ジン特有の匂いは実はジュニパーベリーから来ています。
カナディアンロッキーではアルバータのジュニパーだけを使ったジンの蒸留所があります。代表的なおショップはこちらです。
https://www.wildlifedistillery.ca/
実際のジュニパーツリーはコチラの映像を見ると発見しやすくなります。アルバータに住んでいる皆様の周りにも気軽に発見出来ます。
