ロッキーの旅行業はどれぐらいダメージを受けている？アルバータ旅行業統計
コロナウィルスで旅行業は壊滅的なダメージを受けています。
特に航空会社は業界構造的に固定費（営業していなくても決まって出ていくお金）が莫大なので大きなダメージを受けています。また撤退障壁も高いので経営の継続が難しいでしょう。
それではどれぐらいダメージを受けているのか見てみましょう。
以上は去年の２月にくらべてどれぐらい旅行者の変化があったかを示しています。
左上から見ていくと、カルガリーとエドモン空港の利用者が去年の２月に比べて８２％落ちていることが分かります。
ハイウェイの交通量マイナス２％大きな落ち込みはありません。州内の移動は他に旅行に行けないので交通量が落ちていないことが予想されます。
レストランの需要はマイナス３６．８％落ち込んでいます。飲食業も大きなダメージを受けていることが分かります。
もっと細かく見てみましょう。
面白いのがバンフ国立公園とジャスパー国立公園の入場者がそれほど減っていない事と、どちらかというとマイナーな国立公園である、ウォータートン国立公園とエルクアイランド国立公園の入場者が異常に増えている事です。
バンフとジャスパー国立公園はもともと、海外旅行者が多いので入場者が少なくなるのは予想できます。
また、アルバータの州民がメキシコなどの海外旅行に行けないで代わりの行き先をアルバータ州内に求めるのは分かりますが
去年２月に比べて、ウォータートンの３５．７％増とエルクアイランドの７２．４％増はスゴイ数字です。アルバータ州民がいかに州内に新しい行き先を求めているかが伺えます。
もしかして他に要因があるかもしれませんがバンフTVではそんな分析をしてみました。
資料をPDFでご覧になりたい方はコチラからご覧いただけます ＞＞統計資料
もし、他に理由などがあるのをご存知な方はぜひバンフTVまでお知らせください！
info@can-navi.info
